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2014年5月27日
北極海の渦が育む海洋生態系〜海氷減少に伴ってプランクトンの生息環境が向上〜【海洋研究開発機構】

北極海の海氷減少が海洋生態系にどのような影響を与えるのかを調べるために、北極海の太平洋側の観測を実施し、さらにその観測結果を踏まえたモデルによる数値実験を、地球シミュレータを用いて行いました。

その結果から、栄養分の豊富な大陸棚由来の海水(陸棚水)が、近年の海氷減少で活発化した海の渦や循環によって水深の深い北極海盆域を輸送されることで、初冬の海氷下においても生物由来の有機物粒子が多く沈降していることを明らかにしました。

本研究成果は、これまで一年中海氷に覆われていたために動・植物プランクトンや魚類の生息は困難と考えられていた北極海盆域で生息環境が向上していることを意味するものであり、北極域の気候変動が海洋生態系へ与える影響の評価にもつながるものです。

詳細は海洋研究開発機構のホームページをご覧ください。

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